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樹肌
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きはだ
ふりがな文庫
“
樹肌
(
きはだ
)” の例文
その上から黄色の葉が、ぱらぱらと午後の陽に輝きながら散りかかった。渋色の
樹肌
(
きはだ
)
には真っ赤な
蔦紅葉
(
つたもみじ
)
が絡んでいた。
熊の出る開墾地
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
気候もすでに
如月
(
きさらぎ
)
の
中旬
(
なかば
)
、風はぬるく、
樹肌
(
きはだ
)
は汗ばみ、月は湯気に蒸されたように
朧
(
おぼろ
)
な晩——有情の天地が人に与える感じも、二十日前の霜針を立てていた頃とは、だいぶ違ってまいりました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
“樹”で始まる語句
樹
樹立
樹蔭
樹木
樹々
樹脂
樹間
樹下
樹林
樹陰