横頬よこぞっぽ)” の例文
一つ横頬よこぞっぽくらわしたはいいが、御先祖、お両親ふたおや位牌いはいにも、くらわされてしかるべきは自分の方で、仏壇のあるわが家には居たたまらないために、その場からかどを駈け出したは出たとして
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……いろのことから、しからん、横頬よこぞっぽったという細君の、そでのかげに、申しわけのない親御たちのお位牌いはいから頭をかくして、しりも足もわなわなと震えていましたので、弱った方でございます。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)