“権介”の読み方と例文
読み方割合
ごんのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世には群盗が充ち、十九年にはさきの武蔵の権介ごんのすけ源任みなもとのたふが府舎を焼き官物をかすめ、現任の武蔵守高向利春を襲つたりなんどするといふ有様であつた。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
越後権介ごんのすけに任じ、同日院昇殿をゆるされ、その後弾正少弼だんじやうせうひつを経て修理大夫に至り、位は天保十三年十二月廿二日従四位上に叙せられたことまでは、地下家伝ぢげかでんによつて知ることが出来る。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)