“模作”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うつし50.0%
もさく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シヤヷンヌのマルセイユをいた二枚の壁画、古い所でペルヂノやリユウバンスの作品が目を惹いた。巴里パリイのペエル・ラシエエズの墓地にあるバルトロメの「死」の塑像の模作うつしもあつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
が、これは「項羽こうう本紀」にある支那軍談とそっくりである。おそらくはそれの模作もさくだろう。しかし義貞がこれほどな意気であったのはまちがいない。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)