“梵釈”の読み方と例文
読み方割合
ぼんじやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いはんや是は南閣浮提なんえんぶだいの中には、唯一無双の御仏、長く朽損きうそんあるべしとも覚えざりしに、今毒縁の塵にまじはりて、久く悲を残し給へり。梵釈ぼんじやく四王、竜神八部、冥官みやうくわん冥衆みやうしゆも、驚きさわぎ給ふらんとぞ見えし。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)