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桑園
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くわばたけ
ふりがな文庫
“
桑園
(
くわばたけ
)” の例文
手本を
本
(
もと
)
にして生意気にも実物の写生を試み、幸い自分の宅から一丁ばかり離れた
桑園
(
くわばたけ
)
の中に
借馬屋
(
しゃくばや
)
があるので、
幾度
(
いくたび
)
となく
其処
(
そこ
)
の
厩
(
うまや
)
に
通
(
かよ
)
った。
画の悲み
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
桑園
(
くわばたけ
)
の方から
家鶏
(
にわとり
)
が六、七羽、一羽の雄に導かれてのそのそと門の方へやって来るところであった。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
大塚の隣屋敷に広い
桑畑
(
くわばたけ
)
があって其横に
板葺
(
そぎぶき
)
の
小
(
ちいさ
)
な家がある、それに
老人
(
としより
)
夫婦と其ころ十六七になる娘が
住
(
すん
)
で居ました。以前は立派な士族で、
桑園
(
くわばたけ
)
は
則
(
すなわ
)
ち其屋敷跡だそうです。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“桑園”の解説
桑園(そうえん)は、北海道札幌市中央区の一部を指す地名。明治時代、養蚕のため桑畑が広がっていたことに由来する。名称に桑園を冠した鉄道駅(桑園駅)や道路(福住桑園通、北海道道326号桑園停車場線)、学校が、札幌駅や札幌駅前通から見て西方にあり、桑園地区町会連合会も存在するが、住居表示などに使われる公式の町丁ではないため明確な境界は存在しない。
(出典:Wikipedia)
桑
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
園
常用漢字
小2
部首:⼞
13画
“桑園”で始まる語句
桑園和尚