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格子戸作
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こうしどづく
ふりがな文庫
“
格子戸作
(
こうしどづく
)” の例文
質屋の
暖簾
(
のれん
)
だの
碁会所
(
ごかいしょ
)
の看板だの
鳶
(
とび
)
の
頭
(
かしら
)
のいそうな
格子戸作
(
こうしどづく
)
りだのを左右に見ながら、彼は
彎曲
(
わんきょく
)
した
小路
(
こうじ
)
の中ほどにある
擦硝子張
(
すりガラスばり
)
の扉を外から押して内へ入った。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その向う横町に
代言
(
だいげん
)
だか
周旋屋
(
しゅうせんや
)
だか分らない
小綺麗
(
こぎれい
)
な
格子戸作
(
こうしどづく
)
りの
家
(
うち
)
があって、時々表へ女記者一名、女コック一名至急入用などという広告を
黒板
(
ボールド
)
へ書いて出す。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
後を
顧
(
かえり
)
みてかの薄紫の貴女及びその妹の事とその
門構付
(
もんがまえつき
)
の家を想像し、前を見てこの貧困なるしかし正直なる二人の姉妹とその未来の楽園と予期しつつある
格子戸作
(
こうしどづく
)
りを想像して
倫敦消息
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
格
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“格子戸”で始まる語句
格子戸
格子戸造
格子戸先
格子戸外
格子戸口
格子戸越