染手本そめでほん)” の例文
蓑市で最も有名なのは江戸の浅草あさくさであった。『東名物鹿子あずまめいぶつかのこ』に「弥生やよいの中の八日、近郷より蓑を持ち寄りて浅草寺せんそうじの門前にあきなふ。是を浅草のみのいちといふ。蓑市や桜曇さくらぐもりの染手本そめでほん
蓑のこと (新字新仮名) / 柳宗悦(著)