はし)” の例文
はしからはしまで歩き廻る——それは何やら満されない本能の求めなのではなかろうか——老爺さん湯川氏も、自分の本質を空しくして、ただ長く生きた九十年の生涯である。
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)