“林述斎”の読み方と例文
読み方割合
はやしじゅっさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹渓は二、三の詩友と舟を隅田川すみだがわうかべて残花を賞し、また谷中にある林述斎はやしじゅっさい別墅べっしょをも訪うた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そして世話をして佐藤一斎さとういっさいの家の学僕にした。妙源寺は今艮斎の墓碑の立っている寺である。それから二十一歳にして林述斎はやしじゅっさいの門にった。駿河台に住んで塾を開いたのは二十四歳の時である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)