トップ
>
松囃子
>
ドンタク
ふりがな文庫
“
松囃子
(
ドンタク
)” の例文
芸妓
(
げいしゃ
)
を露払いにする神田のお祭りが何だ。博多の
山笠舁
(
やまがさか
)
きは電信柱を突きたおすんだぞ。
飛鳥
(
あすか
)
山の花見ぐらいに驚くな。博多の
松囃子
(
ドンタク
)
を見ろ。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
芸者を連れて
松囃子
(
ドンタク
)
に出る事ぐらいにしといて下さい。もっともこれは私共の若い
時代
(
じぶん
)
の事で、今は若い者が学校に行きますお蔭で皆、
賢明
(
りこう
)
になりました
故
(
けに
)
、そげな馬鹿はアトカタも
無
(
の
)
うなりました。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“松囃子”の解説
松囃子(まつばやし、まつはやし)は年頭に福を祝って行う芸事のこと。松の内におこなう囃子の意。松拍子・松拍とも。室町時代に盛んに行われていた。1月の季語。
足利義満が都落ちして播磨国の赤松氏の白旗城に居していた折に義満を慰めるため披露した芸事を、義満が上洛してのちに正月13日に赤松家によっておこなうのを習慣とした旨の記述が『満済准后日記』にある。この習慣が京都から全国各地へと広まったのが起源とされる。
(出典:Wikipedia)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
囃
漢検1級
部首:⼝
21画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“松”で始まる語句
松明
松
松茸
松火
松林
松脂
松籟
松葉
松風
松魚