“東恩納”の読み方と例文
読み方割合
ひがしおんな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨年の夏、東恩納ひがしおんな寛惇かんじゅん〕君が帰省したので、二人で琉球語の金石文を読みに浦添うらそえの古城址を訪ずれたが、思いがけずも灰色の瓦の破片が其処此処そこここにころがっているのを見た。
土塊石片録 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
東恩納ひがしおんな氏もすでに注意せられたように、『中山世鑑』以下の沖縄の史書には、折角せっかく始めて天降あまくだった男女神が、そのまま島人の元祖とはなってしまわず、改めて天に昇って天帝子をい降し
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)