来歴きへ)” の例文
「明日着セザラメヤ」といたが、それよりも「明日来せざらめや也。明日来といふは、すべて月日の事を来歴きへゆくと言ひて、明日の日の来る事也」という略解りゃくげ(宣長説)の穏当を取るべきであろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)