“村住居”の読み方と例文
読み方割合
むらずまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わし村住居むらずまいも、満六年になった。こよみとしは四十五、鏡を見ると頭髪かみや満面の熊毛に白いのがふえたには今更いまさらの様に驚く。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
十七年の杉の成長としては思わしくありませんが、二尺の苗の昔を思えば隔世かくせいの感があります。私共の村住居むらずまい年標ねんひょうとして、私は毎々まいまいお客に此杉の木をゆびさします。年標の杉が太り、屋敷も太りました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)