“年標”の読み方と例文
読み方割合
ねんひょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十七年の杉の成長としては思わしくありませんが、二尺の苗の昔を思えば隔世かくせいの感があります。私共の村住居むらずまい年標ねんひょうとして、私は毎々まいまいお客に此杉の木をゆびさします。年標の杉が太り、屋敷も太りました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)