朱胴しゅどう)” の例文
大兵の男の朱胴しゅどうはまだ新しく燃え立つばかりに見えるのが、竹刀は中段にとって、気合はがらに相応してなかなかすさまじいものです。
髪を稚子輪ちごわに結い、朱胴しゅどうしゅおどしの小具足を、尊氏によばれると
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)