本栖湖もとすこ)” の例文
びかけてくる者がある。こまをとめてふとふりかえると、本栖湖もとすこのほうから槍組やりぐみ二隊をひきつれてそこへきた巽小文治たつみこぶんじが、せんとうに朱柄あかえの槍をかついで立ち
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
莫迦ばか暢気のんきそうな歌声が本栖湖もとすこほとりから聞こえて来た。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
本栖湖もとすこくしふるうみ、霧ふかく、水皺みじわ幽かに、青木立神さ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
本栖湖もとすこの中にございますそうで」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
本栖湖もとすこのへうべうたる
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)