木声もくせい)” の例文
声音こわねも変えなければいけますまい。……木声もくせいは高く清らかく、火声はこがれてうるおいなく、土声は重く且つ沈み、金声は響鐘ひびきがねの如く、水声は円くとどこおりなく、これを五音と申します。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)