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朝間
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あさま
ふりがな文庫
“
朝間
(
あさま
)” の例文
明放した部屋には、
朝間
(
あさま
)
の寒い風が吹通って、
田圃
(
たんぼ
)
の方から、ころころころころと
啼
(
な
)
く
蛙
(
かわず
)
の声が聞えていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
現身
(
うつしみ
)
は生きて
朝間
(
あさま
)
ぞすずしけれ愚かなりけり死にてむなしさ
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
現身
(
うつしみ
)
は生きて
朝間
(
あさま
)
ぞすずしけれ愚かなりけり死にてむなしさ
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝間
(
あさま
)
干す白き
衾
(
ふすま
)
の日に照るは夜ににほふよりせつなかりけり
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
河土手に蛍の
臭
(
にほ
)
ひすずろなれど
朝間
(
あさま
)
はさびし
月見草
(
つきみさう
)
の花
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
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下肥
(
しもごえ
)
の舟曳く子らがうしろでも
朝間
(
あさま
)
はすずし白蓮の花
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
初冬の
朝間
(
あさま
)
、鏡をそつと
反
(
かへ
)
して
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“朝間”で始まる語句
朝間詰