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月夜烏
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つきよがらす
ふりがな文庫
“
月夜烏
(
つきよがらす
)” の例文
八重はあしたの晩、
哥沢節
(
うたざわぶし
)
のさらいに、
二上
(
にあが
)
りの『
月夜烏
(
つきよがらす
)
』でも
唱
(
うた
)
おうかという時、植込の方で烏らしい鳥の声がしたので、二人は思わず顔を見合せて笑った。
西瓜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
奥歯で噛んで畳の上敷きへ
投
(
ほう
)
りつけさては村様か目が足りなんだとそのあくる日の髪結いにまで当り散らし
欺
(
だま
)
されて
啼
(
な
)
く
月夜烏
(
つきよがらす
)
まよわぬことと触れ廻りしより村様の村はむら気のむら
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
きやきやと
月夜烏
(
つきよがらす
)
の齒が痛む、
一
(
ひ
)
と
夜
(
よさ
)
明
(
あ
)
けた醒めごころ
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
ほとゝぎす
月夜烏
(
つきよがらす
)
の跡や先 里東
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
“月夜”で始まる語句
月夜
月夜段
月夜照
月夜見尊
月夜狐
月夜茸
月夜蟹
月夜見
月夜鴉