“書溜”の読み方と例文
読み方割合
かきた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ウィア・オヴ・ハーミストンの今迄書溜かきためた分を読みかえす。悪くない。悪くないどころか!
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
宗蔵は三吉が留守の間に書溜かきためた和歌の草稿を取出して、それを弟の前にひろげた。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ディナーの時になると、ステイヴンスンは階下したに下りて来る。午前中の禁が解かれているので、今度は饒舌じょうぜつである。夜になると、彼は其の日書溜かきためた分を、みんなに読んで聞かせる。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)