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晏如
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あんじよ
ふりがな文庫
“
晏如
(
あんじよ
)” の例文
声色
(
せいしよく
)
飲食
(
いんしよく
)
は、その美なるをこのまず、
第宅
(
ていたく
)
器物
(
きぶつ
)
はその奇なるを要せず、あれば則ちあるに
随
(
したが
)
ひてこれを楽しみ、無くば則ち無きにまかせて
晏如
(
あんじよ
)
たり。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吟味與力
(
ぎんみよりき
)
で相當に敵も作つて居る笹野新三郎が、家族から繩付を出して
晏如
(
あんじよ
)
として居られる道理はありません。
銭形平次捕物控:006 復讐鬼の姿
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
家時、
凡庸
(
ぼんよう
)
なりといへ、いかで
祖廟
(
そべう
)
の
垂言
(
すゐげん
)
に報ふなく、生を
偸
(
ぬす
)
んで
晏如
(
あんじよ
)
たりえん。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
晏如
(
あんじよ
)
として
活
(
くら
)
しをして行く方法があつたのです。
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
晏
漢検1級
部首:⽇
10画
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
“晏”で始まる語句
晏子
晏然
晏起
晏川
晏平仲
晏
晏嬰
晏居
晏殊
晏逸