“晏”の読み方と例文
読み方割合
あん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうしてあん如としてゐる。電車に取りかれながら、太平の空気を、通天に呼吸して憚からない。このなかに入るものは、現世を知らないから不幸で、火宅を逃れるから幸である。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)