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時雲
ふりがな文庫
“時雲”の読み方と例文
読み方
割合
じうん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じうん
(逆引き)
時雲
(
じうん
)
に
乗
(
じょう
)
じて、大坂城のあるじとなり、意志のまま、私生活も、政治上の理想も、やや行い得る身になってみると、自分以外の、同じ月日の下の人間たちが、なおさら不愍でならなくなった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
城園
(
じょうえん
)
の奥に、
毘沙門堂
(
びしゃもんどう
)
があった。ふたりは、月もる濡れ縁に腰かけて、天下の人物を論じ、
時雲
(
じうん
)
を語りあい、また若い生命をこの
秋
(
とき
)
にうけた身を祝福しあって、夜の
更
(
ふ
)
くるのもわすれていた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
時雲(じうん)の例文をもっと
(1作品)
見る
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
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