“春浪”の読み方と例文
読み方割合
しゅんろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吾輩はすぐさまその石標の上におどり上り、遠からん者は音にも聴け、近くば寄って眼にも見よ、吾こそは今日登山競走の第一着、冒険和尚あざな春浪しゅんろうなりとよばわったが
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
そんなものも押川春浪しゅんろうの冒険談と一緒に二十冊ばかり虎の子のようにしておりました。
涙香・ポー・それから (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それに春浪しゅんろう冒険将軍が都合で帰京したので、あたかも百千の味方を失ったような心地だ。