“明暢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいちょう50.0%
めいちよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしてほとんど俗耳を聳動しょうどうするがごとく明暢めいちょうに叫破したるは実にアダム・スミスその人にしてこの法則をば実行せしむるの作用を発明したるはゼームス・ワットその人なりといわざるべからず。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
読者の眼頭に彷彿ほうふつとして展開するものは、豪壮悲惨なる北欧思想、明暢めいちよう清朗なる希臘ギリシヤ田野の夢、または銀光の朧々ろうろうたること、その聖十字架を思はしむる基督キリスト教法の冥想
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)