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早川
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はやかわ
ふりがな文庫
“
早川
(
はやかわ
)” の例文
「下男の
早川
(
はやかわ
)
でございます。あれは、
白鮫号
(
しらさめごう
)
を見つけますと、すぐに泳いで、連れて来てくれました。でも先生、なぜでございます」
死の快走船
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
塔の沢へ行って見る山の
裾
(
すそ
)
の雪、青木や
菅
(
すげ
)
や
足立
(
あだち
)
などと
曾
(
かつ
)
て遊んだことのある若かった日までも想い起させるような
早川
(
はやかわ
)
の音
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「そうでございます」松蔵はそこで気が
注
(
つ
)
いて、「それでは、早う往け、
安吾
(
やすご
)
さんは役所へ寄って、
早川
(
はやかわ
)
さんから
名刺
(
なふだ
)
をもろうて往くがええ」
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「
早川
(
はやかわ
)
さんが、早く往って
呼
(
よ
)
うで来いと云うたよ、早川さん、歯の脱けた口をばくばくやって、
周章
(
あわ
)
てちょる」
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
私が自分のそばにいる
兄妹
(
きょうだい
)
三人の子供の性質をしみじみ考えるようになったのも、
早川
(
はやかわ
)
賢
(
けん
)
というような思いがけない人の名を三郎の口から聞きつけるようになったのも、そのころからだ。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“早川”で始まる語句
早川孝太郎
早川田
早川大膳
早川藤助
早川伝五郎
早川三左衞門