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旅垢
ふりがな文庫
“旅垢”の読み方と例文
読み方
割合
たびあか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たびあか
(逆引き)
不審そうにいう彼の眼の前に、
旅垢
(
たびあか
)
にまみれた夢想権之助とお杉ばばとは、浜砂の中に埋まるように坐って、手をつかえていた。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、解するや否や、ここへ来てはよけい
旅垢
(
たびあか
)
の眼だつ武芸者は、なお、黙然たるまま
主
(
あるじ
)
の気はいを待つこと久しい。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
長の
旅垢
(
たびあか
)
や
埃
(
ほこり
)
にまみれた人馬は、三条河原の空地にひと先ず
屯
(
たむろ
)
をして、ここで一
行
(
こう
)
何十人の
商人
(
あきんど
)
が、各〻の荷物を分け合い、道中の費用の頭割り勘定やら
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旅垢(たびあか)の例文をもっと
(5作品)
見る
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
“旅”で始まる語句
旅
旅籠
旅籠屋
旅人
旅宿
旅行
旅館
旅商人
旅立
旅舎