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新野
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しんや
ふりがな文庫
“
新野
(
しんや
)” の例文
孔明はかねてから
新野
(
しんや
)
の戸籍簿を作って、百姓の
壮丁
(
そうてい
)
を
徴募
(
ちょうぼ
)
しておいた。城兵数千のほかに、農兵隊の組織を計画していたのである。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兄はただ今より即ち皇叔に附随して
新野
(
しんや
)
の城へゆくであろう。汝は、
嫂
(
あによめ
)
をいつくしみ、
草廬
(
そうろ
)
をまもって、天の時をたのしむがよい。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それに、君には、
新野
(
しんや
)
の地にもまだ日浅く、周囲には荊州の
武弁
(
ぶべん
)
、都県の俗吏しか近づいていませんから、ご存じないのは当然です
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すでに彼の大軍は彼の命を奉じて、
新野
(
しんや
)
、白河、
樊城
(
はんじょう
)
など、一挙に
屠
(
ほふ
)
るべく大行動に移ろうとした時である。
帷幕
(
いばく
)
にあった
劉曄
(
りゅうよう
)
が切にいさめた。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「では、
新野
(
しんや
)
におる玄徳は、
同宗
(
どうそう
)
の
裔
(
えい
)
だし、わしの
外弟
(
おとうと
)
にもあたる者。彼を請じて、大宴の主人役とし、礼をとり行わせたらどんなものだろう」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
檣頭
(
しょうとう
)
船尾には
幡旗
(
はんき
)
林立して、千櫓いっせいに河流を切りながら、堂々、
新野
(
しんや
)
へ向って下江してきた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
義陽
(
ぎよう
)
新野
(
しんや
)
のものです」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“新野”で始まる語句
新野平
新野皇叔
新野性主義