新筵にいむしろ)” の例文
ごんごろがねはひとまず鐘楼しゅろうした新筵にいむしろをしいて、そこにおろされた。いつもしたからばかりていたかねが、こうしてよこからられるようになると、なにべつのもののようなへんかんじがした。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)