新封しんぽう)” の例文
すなわち徳川家が七十万石の新封しんぽうを得てわずかにそのまつりを存したるの日は勝氏が断然だんぜん処決しょけつすべきの時機じきなりしに、しかるにその決断ここに出でず、あたかも主家を解散かいさんしたるその功を持参金じさんきんにして
徳川七十万石の新封しんぽうと為りて無事ぷじに局を結びたり。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)