敬礼きょうらい)” の例文
旧字:敬禮
香炉こうろ薫々くんくんたる龍煙りゅうえんを吐き、この日長者が供えたお香料こうりょう銀子ぎんす、織物、その他の目録にまずうやうやしく敬礼きょうらいをほどこす。そこでがいせい、魯達が発心ほっしんによる出家得度とくどの願文を高々と読む。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
敬礼きょうらい慈慧じえ大僧正だいそうじょう
そして、その敬礼きょうらいの中心を求めてやまない勢いにもなっていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)