敍景詩じよけいし)” の例文
この二首にしゆうたは、うたがひもなく、景色けしきんだうたであります。畝傍山うねびやま附近ふきんの、ちひさな範圍はんい自然しぜんうたつた、いはゆる敍景詩じよけいしといふものであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
かういふふうに、ごくわづかづゝ、自然しぜんたいする見方みかたすわつてました。そして、ほんとうの敍景詩じよけいしといふものが出來上できあがるのは、奈良朝ならちようちかくなつてからのことであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)