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故郷
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いなか
ふりがな文庫
“
故郷
(
いなか
)” の例文
『手紙を書いていたから、飛脚屋へ行って、
故郷
(
いなか
)
へ金を送りに行ったのかもしれない。そんな用事だけは、自分でそっと出かけるから』
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
特に
故郷
(
いなか
)
を恋しがつてゐらつしやるお方にはここに蒸立ての栗も用意してございます。
果物屋の広告文
(新字旧仮名)
/
仲村渠
(著)
稲荷町には、
通
(
かよ
)
った
情婦
(
いろ
)
もあるだろう。
何国
(
どこ
)
か知らないが
故郷
(
いなか
)
には息子の月の給料を待っている老父母があるかもしれない。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おあんさんというのは彼が
故郷
(
いなか
)
で知っている人だった。この天野山金剛寺の附近に
嫁
(
とつ
)
いでいるというので、彼女が分ったら、亡母の
位牌
(
いはい
)
とかたみ髪を金剛寺へ納めて供養して貰おうという考え。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(すこし、
故郷
(
いなか
)
へ行って、
養生
(
ようじょう
)
をしては何うか)
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「おめえの
故郷
(
いなか
)
へ訪ねて行ったらどうだろう」
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
郷
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
“故郷”で始まる語句
故郷元
故郷人
故郷心
故郷薄
故郷表
故郷許
故郷飾錦伊達織