改俊かいしゅん)” の例文
しかる上は拙老よりとくと本人へ申聴かせ何卒なにとぞして料簡を入替えさせたく、万一改俊かいしゅん不致候わば如何様いかようにも成敗可仕つかまつるべく、もし又本人に於て向後を屹度きっと相慎しみ候節は、幾重にも御勘弁願上候。
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)