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撿校
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けんぎょう
ふりがな文庫
“
撿校
(
けんぎょう
)” の例文
青竹づえはあんまの小僧、丸樫杖は一枚上がって座頭、
片撞木
(
かたしゅもく
)
はさらに上がって
勾当
(
こうとう
)
、
両撞木
(
りょうしゅもく
)
は
撿校
(
けんぎょう
)
と、格によって持ちづえが違っているんだ。
右門捕物帖:19 袈裟切り太夫
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
これは家持作だが、天平勝宝七歳三月三日、
防人
(
さきもり
)
を
撿校
(
けんぎょう
)
する勅使、
并
(
ならび
)
に兵部使人等、
同
(
とも
)
に
集
(
つど
)
える
飲宴
(
うたげ
)
で、兵部少輔大伴家持の作ったものである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
この名古屋には今、平家琵琶の古曲を語る日本でただ二人のうちの一人という
撿校
(
けんぎょう
)
がいると聞いて慕わしかったが、名物の酒まんじゅうを二つ食べ、まもなく近畿電に乗り、松阪へ行く。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ご禁裏さまから位をいただいた鈴原
撿校
(
けんぎょう
)
じゃ。不浄役人ふぜいに調べをうける覚えはない、下がれッとぬかしやがったんでね。くやしかったが、位のてまえ、そのまま引き揚げたんですよ
右門捕物帖:16 七化け役者
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「鈴原
撿校
(
けんぎょう
)
!
駿河屋
(
するがや
)
のかえりには手下どもが偉いご迷惑をかけたな」
右門捕物帖:16 七化け役者
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
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むろんのことにご存じでござりましょうが、小僧は青竹、座頭は
丸樫
(
まるがし
)
、
勾当
(
こうとう
)
は
片撞木
(
かたしゅもく
)
、
撿校
(
けんぎょう
)
は
両撞木
(
りょうしゅもく
)
とつえで位が違いますんで、目あきだろうとあんまなら位看板に格式格式のつえを持つんですよ。
右門捕物帖:19 袈裟切り太夫
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
撿
部首:⼿
16画
校
常用漢字
小1
部首:⽊
10画
“撿”で始まる語句
撿
撿挍
撿束
撿覈