ぱた)” の例文
呉服橋ごふくばしではぬからずに手代の忠助をひっぱたいて、わたくしが毒を盛ったのでございますと泥を吐かしたそうな。……当節、番所は呉服橋だけにある。南じゃ朝っぱらから色ばなし。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
臀部けつっぺたぱたけ引っ撲け」
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)