トップ
>
撥条
>
はじき
ふりがな文庫
“
撥条
(
はじき
)” の例文
旧字:
撥條
そこでこれはどこかに
撥条
(
はじき
)
が隠れてゐるだらうと思つた。釘だけの事を考へると、如何にも不思議らしく見えても、撥条があるとすると、解決の道が付くのだ。
病院横町の殺人犯
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
何
(
ど
)
うしたことか傍にあるのは、持ち慣れた、磨き立つた、好く油を引いた鳥銃ではなくつて、古い銃身には一面に
鏽
(
さび
)
の附いた、
撥条
(
はじき
)
の落ちた、
柄
(
え
)
を虫の喰つた鳥銃です。
新浦島
(新字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
己は又その釘の頭を元の通りに錐の孔に嵌めて見た。しつくり嵌つて、折れた釘とは見えない。それから己は
撥条
(
はじき
)
を押して窓の戸を二三寸押し上げて見た。窓の戸はすうつと上がる。
病院横町の殺人犯
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
撥
漢検1級
部首:⼿
15画
条
常用漢字
小5
部首:⽊
7画
“撥”で始まる語句
撥
撥音
撥無
撥釣瓶
撥返
撥付
撥退
撥飛
撥橋
撥條