撥捌ばちさば)” の例文
撥捌ばちさばきがあれでまんざら捨てたものではございません、ああしてき出してから、お客様がかおをめあてにお鳥目ちょうもくを投げますると、あの撥で、その鳥目をはっしはっしと受け止めながら
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかし、撥捌ばちさばきはあざやかだといってよかろう、なかなかの芸人が来ているな。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)