“携(たずさう)” の例文
夜行は必ず提灯(ちょうちん)を携(たずさ)え、甚(はなはだ)しきは月夜にもこれを携(たずさう)る者あり。なお古風なるは、婦女子(ふじょし)の夜行に重大なる箱提灯(はこちょうちん)を僕(ぼく)に持たする者もあり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
○杖は日本人もこれを携(たずさう)るもの多し。されどよく見るに杖の携方を心得たるは稀なり。西洋の杖はわが国の老人または盲者の杖とは異るものにて形容に過ぎず。
洋服論 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)