“揉抜”の読み方と例文
旧字:揉拔
読み方割合
もみぬ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
串戯じょうだんにも、脱けかかった脊筋から振上げるように一振り振ったはずみですわ!……いいかげん揉抜もみぬいた負い紐がゆるんだ処へ、飛上とびあがろうとするいきおいで、どん、と肩を抜けると、ひっくりかえった。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
雪路以上、随分へとへとに揉抜もみぬいたから。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)