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掛幅
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くわいふく
ふりがな文庫
“
掛幅
(
くわいふく
)” の例文
幼
(
いとけな
)
い時から白川楽翁侯に近侍してゐた人である。南天荘主は
頃日
(
このごろ
)
田内の裏書のある楽翁侯の歌の
掛幅
(
くわいふく
)
を獲たさうである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
わたくしは良子刀自所蔵の
掛幅
(
くわいふく
)
に於てこれを読むことを得た。「笑迎四十六年春。椒酒三杯気愈伸。弟有悌兮児有孝。奉斯懶病不材人。己酉元日口占。源信厚。」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
宸翰は大字の
掛幅
(
くわいふく
)
と色紙とであつた。是は素榛軒の祖父
信階
(
のぶしな
)
の師武田長春院の家に伝へてゐた物であつたが、武田氏は家道漸く衰へて、これを商賈の手に委ねむとした。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
幅
常用漢字
中学
部首:⼱
12画
“掛”で始まる語句
掛
掛合
掛念
掛金
掛物
掛声
掛茶屋
掛行燈
掛蒲団
掛川