捕者とりもの)” の例文
直に其の頃探偵捕者とりものの名人と呼ばれた金太郎きんたろう繁藏しげぞうという二人の御用聞を呼寄せて、御用の旨を申含めました。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
跡からバラ/\/\と五六人の人が駈けて来るから、是は手が廻ったか、しくじったと思い、振返って見ると、案の如く小田原提灯が見えて、紺足袋こんたび雪駄穿せったばき捕者とりものの様子だから
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)