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捍
ふりがな文庫
“捍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふせ
75.0%
ひ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふせ
(逆引き)
家を
衛
(
まも
)
り盗を
捍
(
ふせ
)
ぎ、風雨に苦しんで残食と骨ばかり
享
(
う
)
け、時としては何一つ食わず、それに猫は常に飽食して
竈辺
(
かまどべ
)
に安居するは不公平ならずやと怒る。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
廖平こゝに
於
(
おい
)
て人々に
謂
(
い
)
って曰く、諸人の
随
(
したが
)
わんことを願うは、
固
(
もと
)
よりなり、但し随行の者の多きは功無くして害あり、家室の
累
(
るい
)
無くして、
膂力
(
りょりょく
)
の
捍
(
ふせ
)
ぎ
衛
(
まも
)
るに足る者
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
捍(ふせ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひ
(逆引き)
河原乞児
(
かはらこじき
)
の尤も幼稚なりし時に、其
好趣
(
かうしゆ
)
は戦国的の勇壮なるローマンス風のものにて、例せば盗賊を取りて主人公となし、之れに慈憐の志を深うせしめ、
彊
(
きやう
)
を
捍
(
ひ
)
しぎ、弱を助くる義気に富ましめ
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
捍(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
捍
漢検1級
部首:⼿
10画
“捍”のふりがなが多い著者
南方熊楠
北村透谷
幸田露伴