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振起
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ふりおこ
ふりがな文庫
“
振起
(
ふりおこ
)” の例文
「えーと、こーつ」阿Qは彼の話が途切れたひまに精一杯の勇気を
振起
(
ふりおこ
)
して口をひらいた。だが、どうしたわけか洋先生と、彼を喚ぶことが出来なかった。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
そこでまた勇気を
振起
(
ふりおこ
)
して草をとる。一本また一本。一本
除
(
と
)
れば一本減るのだ。草の種は限なくとも、とつただけは草が減るのだ。手には畑の草をとりつゝ、心に
心田
(
しんでん
)
の草をとる。
草とり
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
そこでまた勇気を
振起
(
ふりおこ
)
して草をとる。一本また一本。一本除れば一本
減
(
へ
)
るのだ。草の種は限なくとも、とっただけは草が減るのだ。手には畑の草をとりつゝ、心に
心田
(
しんでん
)
の草をとる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“振起”の意味
《名詞》
盛んになること。奮い立つこと。奮い起こすこと。
(出典:Wiktionary)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳