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振姫
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ふりひめ
ふりがな文庫
“
振姫
(
ふりひめ
)” の例文
紀伊は初め江戸城の大奥に仕えていたが、池田輝政の
女
(
むすめ
)
、
振姫
(
ふりひめ
)
が、将軍秀忠の養女として忠宗に嫁したとき、その侍女として伊達家へ来た。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
兄
権佐清長
(
ごんのすけきよなが
)
は
美濃大垣
(
みのおほがき
)
の城主
氏家広定
(
うぢいへひろさだ
)
の養子になつてゐるうちに、関が原の役に際会して養父と共に
細川忠興
(
ほそかはたゞおき
)
に預けられ、妹
紀伊
(
きい
)
は忠興の世話で、幕府の奥に仕へ、家康の養女
振姫
(
ふりひめ
)
の侍女になつた。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
姫
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳