“指甲”の読み方と例文
読み方割合
つめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして検屍の証明では、「生前、水に落ちて水底に藻掻もがいたから、十本の指甲つめの中には皆河底の泥が食い込んでいる」と。
白光 (新字新仮名) / 魯迅(著)
あれは犬じゃ烏じゃと万人の指甲つめはじかれものとなるは必定ひつじょう、犬や烏と身をなして仕事をしたとて何の功名てがら
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
彼奴あれめは犬ぢや烏ぢやと万人の指甲つめに弾かれものとなるは必定、犬や烏と身をなして仕事を為たとて何の功名てがら
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)