持上もちあがっ)” の例文
不図ふとした事で私が筆をとって、事の必要なる理由を論じて喋々喃々ちょうちょうなんなん数千言、んでくゝめるようにいって聞かせた跡で、間もなく天下の輿論よろんが一時に持上もちあがって来たから
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)