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打付
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ぶつ
ふりがな文庫
“
打付
(
ぶつ
)” の例文
すると馬鹿馬鹿しく反んで、つい鏡に
打付
(
ぶつ
)
かったんだ。それが又跳ね返って香水の瓶を
転覆
(
ひっくりかえ
)
したんだ。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
また奇な事は馬一たび
駭
(
おどろ
)
けば諸他の心性まるで喪われたちまち狂奔して石壁に
打付
(
ぶつ
)
かるを辞せず、他の獣も慌て過ぎて失心自暴する例あれど馬ほど劇しいものなし。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
私
(
わし
)
が
六歳
(
むつつ
)
ぐらゐの時やつたなア、死んだおばんの先に立つて、あのお多福人形の前まで走つて來ると、堅いものにガチンとどたま(頭の事)
打付
(
ぶつ
)
けて、痛いの痛うなかつたのて。
鱧の皮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
それを
高機
(
たかはた
)
で
軽
(
かろ
)
く
打付
(
ぶつ
)
けて置くのではねえ、女どもが力にまかせにキイッと締めて織るんだから、容易に出来るもんじゃアねえ、それよを不断に着るのはもっていねえじゃがんせんか
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
もしそれに少しでも
抗
(
さから
)
ったら、すぐに黒土を
打付
(
ぶつ
)
けられるのに相違ないのだ。
土竜
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
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私
(
わし
)
が
六歳
(
むつゝ
)
ぐらゐの時やつたなア、死んだおばんの先に立つて、あのお多福人形の前まで走つて来ると、堅いものにガチンとどたま(頭の事)
打付
(
ぶつ
)
けて、痛いの痛うなかつたのて。
鱧の皮
(新字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“打付”で始まる語句
打付窓
打付格子