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手筺
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てばこ
ふりがな文庫
“
手筺
(
てばこ
)” の例文
それが圖星に當つて、紅皿と筆をお松の
手筺
(
てばこ
)
に入れたのは、
罠
(
わな
)
に掛つたやうなものだ
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ながい
年月
(
としつき
)
そっと秘めてきた心の
手筺
(
てばこ
)
ともいえよう、蓋を明けたい気持はあっても、むざと鍵に手をかけられないのは当然だったかも知れない、こうして春も過き、夏も終りかけた或日のことだった。
菊屋敷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
筺
漢検1級
部首:⽵
13画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭